国土交通省は21日、公示地価(1月1日現在、1平方㍍当たり)を発表した。愛媛県内の全用途平均の変動率は1.8%減となり、1993年以降25年連続で下落。下落幅は前年に比べ0.1㌽少なく、7年連続で縮小した。上昇地点は前年から1地点増の10地点、横ばい地点も5地点増の24地点となった。
県内のほとんどの地域では前年とほぼ同様の下落傾向だが、松山市中心部の商業地や利便性の高い住宅地など、堅調な需要がある地域では地価の上昇や下げ止まりが見られた。