熊本地震の被災者支援に役立ててもらおうと、サッカーJ2の愛媛FCと同選手会は24日、愛媛県松山市の繁華街と松前町の商業施設で義援金募金活動を実施した。選手26人とスタッフ、サポーターらが買い物客らに協力を呼び掛けた。
 同市湊町5丁目のいよてつ高島屋前では、選手8人と木山隆之監督らが「みなさんの力が熊本の力になります」と声を上げた。児玉剛副主将は「できることを全力でやって被災地に少しでも早く笑顔が戻ることを願っている」と話した。集まった義援金はJリーグを通じて寄付される。
 選手会は、J2熊本に所属する元日本代表の巻誠一郎選手の復興支援活動に協力する形で、現地ニーズに合わせた救援物資を送る予定。