拉致被害者の一刻も早い救出につなげようと、北朝鮮による拉致問題を考える県民会議(救う会愛媛)は10日、松山市中心部で啓発パレードを行った。愛媛拉致議連や労働組合のメンバーら約100人が「必ず取り戻す。決して諦めないぞ」と力強く声を上げた。
 松山市湊町5丁目の坊っちゃん広場で行った出発式で、救う会愛媛の中矢民三郎会長が「拉致被害者の救出はわれわれの念願」と結束を呼び掛け、「辛抱に辛抱を重ねており、耐え難い」と現状を語った。