陸上自衛隊の新入隊員の基本教育を担当する第110教育大隊が4月に善通寺駐屯地(香川県善通寺市)から松山駐屯地(松山市南梅本町)に移動することが6日、分かった。新人らを受け入れることから松山駐屯地の部隊の規模は現在の約500人から最大で約1100人に拡大する見込み。施設の増改築などの予定はないとしている。
同駐屯地によると、第110教育大隊は、四国、中国、近畿、中部地方の「中部方面隊」管内で採用された新入隊員の基本教育を担当。1959年の編成以来、善通寺駐屯地で業務に当たっており、規模は教育者約110人と新隊員ら最大約360人。