愛媛県宇和島市津島町岩松地区の住民グループが造るどぶろく「なっそ」の新酒醸造をPRするイベント「なっそ蔵出し」が7日、地元商店街であり、大勢の人たちがリニューアルされた新酒とともに屋台料理を楽しんだ。
 なっそは、2007年に県内初のどぶろく特区に認定された企業組合「いわまつ」がまちおこしの一環で製造を開始。イベントは実行委員会をつくり、毎年、新酒ができる12月ごろ開催している。
 今回の新酒から製法やラベルデザインを刷新。雑味を消すため精米歩合を高め、日本酒に近い辛口に仕上げた。ラベルも平仮名の「なっそ」からローマ字の「NASSO」へ。内容量なども変更した。価格は720ミリリットル入りで1500円。