愛媛県新居浜市の阿島山に計画されている四国最大の大規模太陽光発電所(メガソーラー)を巡り、建設に反対する阿島土地改良区、阿島川自治会、安養寺護持会の3団体が13日、事業者側から施設や工事の防災・安全対策に関する説明がないとして、県に事業者への指導などを求める意見書を提出した。
 意見書によると、事業者の資力が信用性を欠く▽開発による樹木伐採や整地で山が保水力を失うため、山崩れや洪水の原因となる▽事業者が交わした地元の同意書は住民の総意でなく無効―などを反対理由として挙げている。
 13日は、西条市喜多川の県東予地方局を3団体の代表者8人が訪ね、県都市計画課など関係部局の職員に意見書を手渡した。