老朽化により建て替えられた愛媛県松山市文京町の東雲小学校(348人)で24日、新校舎落成記念を兼ねた運動会があり、児童が真新しい学びやを背にリレーや綱引きなどの競技に全力で取り組んだ。
 東雲小は2月から新校舎で授業開始。8月末までに運動場や外構など整備をほぼ終え、保護者や地元への披露も兼ねて運動会前に式典を開くことにした。
 緒方義彦校長が「創立108年を迎え新生東雲小がスタートを切る。力いっぱい飛んで踊って応援しよう」とあいさつ。児童代表(11)が「新校舎、新運動場の完成に私たちは喜びと感謝の気持ちでいっぱいです。新たな、確かな1歩を踏みだし伝統を未来につないでいく」と誓った。
 1~6年生で構成する赤、青、黄の3チームに分かれた子どもたちは、競技を前に「新生東雲応援合戦」と題し運動場に集合。旗やはちまきなどを手に「優勝!」などと声を張り上げ、元気さを競い合った。