新緑いっぱいの愛媛県西予市野村地域を走り抜ける第25回四国せいよ朝霧湖マラソン大会(実行委員会など主催)が3日、同市野村町野村の乙亥の里を発着するコースであった。あいにくの強風に見舞われたが、全国から集まった健脚自慢の2629人がそれぞれの目標を目指して疾走した。
 ハーフマラソンと10キロの2コースで実施。県内20市町と県外の27都道府県、海外の中国から計3000人余りの申し込みがあった。
 スタート前の午前10時で気温23.2度、湿度49%と長距離にはやや暑めのコンディション。それでもランナーは、曇り空を吹き飛ばすかのように沿道の声援に笑顔で応えつつ駆け出した。
 ゲストランナーの前宮崎県知事東国原英夫さんと元五輪選手の土佐礼子さんも参加し、大会を盛り上げた。