松山市の道後温泉など日本と台湾、中国の温泉地や観光関連機関でつくる「台湾亜太国際温泉旅遊協会」(周水美理事長)の会議が27日、同市道後湯月町のホテルであり、約80人が交流しながら温泉地の観光振興について協議した。
 会議に先立って開かれた台北市商圏産業連合会と道後商店街振興組合の交流会議では、周理事長が「(台北市の北投温泉が)道後と友好協定を結んで6年目になる。道後からたくさんのことを学びたい」とあいさつ。商店街組合の三好隆理事長が、一遍上人の生誕地とされる宝厳寺の再建やことばを生かしたまちづくりなどの取り組みを紹介した。