写真と俳句を組み合わせ、四季折々の日本各地の風景を紹介する作品展を、愛媛県松山市室町2丁目の元小学校教員矢野聖寿さん(65)が同市道後町2丁目の道後友輪荘ロビーで18日まで開いている。
 矢野さんは定年退職した2011年から毎年作品展を開いており6回目。近年は日本の四季をテーマに、旅先で写真を撮影するとともに句を詠んでいる。
 出展作35点のうち自身で一番気に入っているのが、栃木県那須町のりんどう湖で桜が咲き誇る写真に「真青なる湖面に映る桜花」の句を合わせた作品。湖水と背後の那須五山、空の青に桜のピンクがよく映えている。