日本食研ホールディングス(HD、愛媛県今治市)は19日、今治新都市第1地区の分譲地を取得し、新工場を建設すると発表した。オーストリアに現存するシェーンブルン宮殿をモチーフに今後設計作業に着手し、将来的に300人程度の新規雇用を見込む。
 分譲地は今治インターチェンジ近くの今治市クリエイティブヒルズで都市再生機構(横浜市)から約8億円で取得した。敷地面積は約5万2500平方メートルで、日本食研グループ8工場の中で最大規模。主に業務用の液体調味料やレトルト食品の製造を予定している。稼働時期は未定。