大相撲の横綱日馬富士関や伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)らのトークショー(日本郵便四国支社など主催)が25日、松山市一番町3丁目の松山三越であり、ファンや買い物客ら約250人を前に、最近の相撲界や愛媛の印象などを語った。
 モンゴル出身で2012年に横綱に昇進した日馬富士関は、基本的に1日に2回、昼と夜だけに食事をとるスタイルなど相撲部屋での日常を紹介し「よく食べ、けいこすることで体が大きくなった」と笑顔を見せた。巡業で訪れたことがある愛媛について「人が温かく、食べ物がおいしい」と印象を語った。
 初場所で日本出身力士として10年ぶりの優勝を果たした大関琴奨菊関に対しては「ライバル意識を持っている」とし、「勇気を与えられるような相撲を取りたい」と今後の抱負を語った。
 伊勢ケ浜親方は、四国出身の力士が減っている状況に触れ、「皆さんの力で四国から力士を送り出して応援してもらい、相撲界を盛り上げてほしい」と話した。