明かりを消して秋の夜空を眺めよう―。四国4県でつくる四国地球温暖化対策推進連絡協議会は24日からライトアップ施設を消灯する「ムーンナイトSHIKOKU」キャンペーンを展開する。27日の中秋の名月を含む30日までの1週間、省エネや地球温暖化問題を考えてもらう狙いだ。
 愛媛県によると、14日現在、県内の135企業・団体の323施設が参加する予定。期間中の午後8~10時、道後公園などの公共施設や銀行、工場、事務所などで取り組むという。
 削減電力量は1万1342キロワット時で、二酸化炭素(CO2)に換算すると約7939キロ。約1204世帯が1日に消費する電力量に相当するとしている。