愛媛県新居浜市一宮町1丁目の市立郷土美術館で、新居浜の冬の暮らしと民具をテーマにした館蔵品展「冬がやってきた」が開かれている。昭和初期から中期ごろの一般家庭の必需品だった暖房機器や台所用品など約180点を展示している。11日まで。
火鉢やちゃんちゃんこ、金属製湯たんぽなど昔懐かしい防寒具がずらり。チャンネルがダイヤル式のブラウン管テレビや蓄音機、とっくり、茶わんなども並び、来場者は昭和の居間の様子を思い浮かべて目を細めていた。入場無料。5日は休館。