淡いピンクの小さい花びらが特徴のケイオウザクラが愛媛県松山市善応寺のカフェ周辺で見頃を迎え、訪れた人たちを楽しませている。
 カフェ「夢うらら」を経営する千脇義憲さん(69)と妻信恵さん(68)が、前の土地所有者が植えた約20本のケイオウザクラを株分けや挿し木で増やし、現在は店の周辺で約370本になっている。千脇さんによると、今年は例年並みの3月上旬から咲き始め、今週いっぱい楽しめる。
 21日は丘の上にある店を訪れた女性客らが足を止め、写真撮影などを楽しんでいた。