望まれる「高福祉高負担」 NPOが松山でアンケート
NPO法人えひめ障害者ヘルパーセンター(金村厚司理事長)は10日までに、愛媛県松山市の大街道商店街で実施した福祉アンケートの結果をまとめた。これからの税金や保険料の負担と受ける社会保障サービスについて46.8%が「少し税金や保険料がかかっても充実してほしい」と回答し、半数近くが「高福祉高負担」を望んだとしている。
アンケートはセンターが毎年実施。今年は10月15、16両日に20代未満から80代以上までの1066人を対象に行い、内訳は男性262人、女性754人、未記入50人だったという。
給付と負担のバランスは「これ以上、税金や保険料が上がるのは困るので今のままで良い」の「中福祉中負担」が39.5%で、「税金や保険料を下げてサービスも削減してほしい」の「低福祉低負担」が10.7%。
回答者からは「無駄をなくしてサービスを充実してほしい」「税金の使われ方が問題」といったコメントが寄せられた。
現在の介護や年金、保険など社会保障制度の方向性に関しては60.5%が「削減されていると思う」と回答。15.4%の「拡充していると思う」の約4倍に上った。24.0%は「分からない」と答えた。
福祉政策に対する要望では「高齢者への締め付けが徐々に進んでいる」「若い人への配慮がほしい」などの意見が上がった。
望まれる「高福祉高負担」 NPOが松山でアンケート
NPO法人えひめ障害者ヘルパーセンター(金村厚司理事長)は10日までに、愛媛県松山市の大街道商店街で実施した福祉アンケートの結果をまとめた。これからの税金や保険料の負担と受ける社会保障サービスについて46.8%が「少し税金や保険料がかかっても充実してほしい」と回答し、半数近くが「高福祉高負担」を望んだとしている。
アンケートはセンターが毎年実施。今年は10月15、16両日に20代未満から80代以上までの1066人を対象に行い、内訳は男性262人、女性754人、未記入50人だったという。
給付と負担のバランスは「これ以上、税金や保険料が上がるのは困るので今のままで良い」の「中福祉中負担」が39.5%で、「税金や保険料を下げてサービスも削減してほしい」の「低福祉低負担」が10.7%。
回答者からは「無駄をなくしてサービスを充実してほしい」「税金の使われ方が問題」といったコメントが寄せられた。
現在の介護や年金、保険など社会保障制度の方向性に関しては60.5%が「削減されていると思う」と回答。15.4%の「拡充していると思う」の約4倍に上った。24.0%は「分からない」と答えた。
福祉政策に対する要望では「高齢者への締め付けが徐々に進んでいる」「若い人への配慮がほしい」などの意見が上がった。