愛媛県松山市南斎院町の四国朝鮮初中級学校で6日、四国朝鮮学校交流フェスタがあり、児童生徒15人が舞踊や劇を披露し地域住民らと親睦を深めた。
 四国唯一の朝鮮学校を広く知ってもらおうと、「四国朝鮮学校の子どもたちの教育への権利実現・市民基金」と学校が開き、今年で3回目。
 ステージでは、華やかな民族衣装に身を包んだ子どもたちが軽快に踊ったり、独唱や合唱を披露したりした。来場者も一緒になって手拍子で盛り上げた。高知県四万十町の窪川小学校との公開合同授業もあり、児童生徒は日朝の交流の歴史を学んだ。
 生徒会長の中級部2年高景邦さん(14)は「大勢の人に自分たちや朝鮮の文化について知ってもらえてよかった。これからも交流フェスタに来てほしい」と話していた。