子どもたちが学校に通いながら共同生活する「わくわく生活体験夕焼け村」が31日、愛媛県伊予市双海町高岸の体験学習施設「潮風ふれあいの館」で始まった。双海地域の3小学校の高学年34人が1週間、海水浴や肝試しを楽しむ一方で、調理や洗濯などを体験する。
 学年や校区を超えて交流を深めようと、市教育委員会などが2000年から開催。大学生や地元の中高生らがボランティアで運営に協力する。
 開村式でスタッフが入浴や就寝時のルールを説明。最初のイベント「村旗」作りでは、子どもたちは伊予灘と夕日という双海の象徴が描かれた白い布に、満面の笑みを浮かべた自分を描いた。特産のハモを使ったバーガーで腹ごしらえし、海水浴を楽しんだ。