東京でSS大賞トークショー 田丸審査員長ら 誰にでも創作アイデア
第2回「ショートショート(SS)大賞」(キノブックス主催)の審査員長で愛媛県松山市出身のSS作家田丸雅智さんと、賞のアンバサダーを務めるEXILEの橘ケンチさんらのトークショーが29日、東京・八重洲であった。一般来場者と一緒に即興でSSを作り、魅力をアピール。田丸さんが「アイデアは身近に転がっており、誰でもできる」と応募を呼び掛けた。
「あなたもできる!作品アイデアの見つけ方」と題したトークショーには、2016年に第1回SS大賞に輝き作家デビューした堀真潮さんも登壇。即興ライブでは約100人の来場者に思いつくまま名詞を挙げてもらい、組み合わせて「つくつくダンス」という不思議な言葉を作った。橘さんや堀さんがさらに「夏の終わり限定」「大人になる儀式」といった想像を広げ、田丸さんがまとめた。
SS大賞は田丸さんの提唱で創設された。400字詰め原稿用紙1~15枚のSS作品を応募する。テーマは自由で、応募締め切りは2月15日。