魚のおいしさを知ってもらう出前講座が24日、愛媛県松山市千舟町8丁目の新玉小学校であった。松山東雲女子大の学生が県内でも地域によって調理法が違う鯛(たい)めしを紙芝居で紹介し、5年生90人が魚料理への関心を高めた。
 市と市水産市場運営協議会が小学校で取り組む魚食普及活動の一環。食育を学んでいる同大人文科学部心理子ども学科3年の菊池愛さん(20)と村上怜美さん(22)、大城真央さん(20)が、タイをご飯と炊き込む東中予、刺し身をご飯の上に載せる南予の鯛めしの違いをクイズも交え、紙芝居で説明した。