出産時に採取したへその緒の臍帯血(さいたいけつ)の人体への投与を巡る再生医療安全性確保法違反容疑事件を内偵している愛媛、高知、茨城、京都府県警の合同捜査本部は2日までに、再生医療を厚生労働省に届け出ずに行ったなどとして同法違反の疑いで松山市の医療法人を家宅捜索し、パソコンなどを押収した。理事長の医師から任意で事情を聴くなどしている。