愛媛県松山市の銀天街商店街を訪れる人たちが協力してアート作品「みきゃんツリー」を制作するイベントが23日、同市湊町4丁目の円光寺であった。
 同寺にコンパネ(木製合板)で作った高さ約180センチの木のオブジェを設置。枝部分に参加者の夢、願いを書いた葉っぱ形の色画用紙やみきゃんの飾りを付けてもらい、完成を目指した。
 ボランティアら約30人が通行人に参加を呼び掛けたり、事前に配布していた商店主から回収したりして「葉っぱ」を集めた。茶色一色だったオブジェは徐々に色鮮やかに。「銀天街に足を運んで」「オーロラを見に行きたい」など、200人を超える参加者の思いで生い茂っていった。
  完成したみきゃんツリーは、12月7日まで無料休憩所「きらりん」(湊町4丁目)に、その後クリスマスごろまでは多目的スペース「もぶるテラス」(湊町3丁目)に展示される。