愛媛県松山市丸之内の松山城で17日、年末恒例の大掃除があった。天守の観覧を終日休業。寒波襲来で雪がちらつく中、松山城総合事務所職員ら約20人が長さ3メートルのササぼうきで軒下のほこりを払い、モップ掛けをするなど新年を迎える準備に励んだ。
 事務所によると、2014年の天守観覧人員は44万人超、ロープウエー・リフト乗降人員は111万人超で、ともに前年比約11%の増加となる見込み。今年は道後温泉本館改築120周年や、四国霊場が開創されて1200年とされるなど節目が重なり、多彩なイベントが市内各地で開かれた効果が波及したとみている。