松山大(愛媛県松山市文京町)の卒業式が17日、同市道後町2丁目のひめぎんホールであり、学部・大学院の計1173人が思い出を胸に人生の新しいステージへと巣立った。
 溝上達也学長が代表者ら10人に卒業証書・学位記を手渡し、「大学での学びの経験がこれからの皆さんの生き抜く力になる。自信を持って新たな一歩を踏み出してほしい」と式辞。学業成績優秀者19人と、昨年10月の全日本大学女子駅伝で初優勝した女子駅伝部員ら課外活動成績優秀者13人を表彰した。
 薬学部の武内右貴さん(24)が「常に謙虚になって自己吟味するとともに、信じた道に挑戦していきたい」と答辞を述べた。