熊本地震被災地の復興を支援しようと、松山大の学生約40人が10日、松山市湊町5丁目の坊っちゃん広場で募金活動を行った。
 松山大学生支援団体PIER(ピア)が「熊本復興支援プロジェクト2016」として、6月下旬の同大での活動に続き実施した。集まった寄付金は、日本赤十字社を通して被災地に送られる。
 参加者は蒸し暑さの中、手作りの募金箱を手に「復興支援の募金活動をしています」「熊本はまだまだ支援が必要です」と通行人に協力を呼び掛けた。被災地でボランティアに参加したメンバーが撮影した熊本県益城(ましき)町の陥没した道路や、石垣などに大きな被害が出た熊本城の写真パネルも展示した。