松山市12月補正 一般会計67億7885万円 32議案発表
愛媛県松山市は18日、12月定例議会に提出する32議案を発表した。一般会計補正予算は国の第2次補正予算経済対策を活用した観光や交通の基盤整備、松山赤十字病院改築補助を中心に67億7885万円(累計1917億3195万円、前年度同期比1.35%増)。特別・企業会計を含む補正総額95億4025万円(3836億5429万円、2.49%増)となった。
新規事業は子育て教育環境の充実を目指し、病児・病後児保育施設への送迎補助1800万円を計上した。病児・病後児保育を委託する4医療機関のうち石丸小児科と天山病院で実施。小学生までの子ども(事前登録必要)が保育施設で体調不良になった際、保護者に代わって看護師がタクシーに同乗して委託病院に送迎する。
経済対策では道後温泉椿の湯別館(仮称)整備4億8854万円▽松山赤十字病院改築補助8億7741万円▽二番町や花園町などでの車線見直しや無電柱化による安全歩行空間整備3億5080万円▽北条ふれあいセンター大規模改修9173万円▽国の臨時福祉給付金19億8985万円―など。旧中島町や興居島の5小中学校ではエアコンを前倒しで整備する。