第87回選抜高校野球大会第8日の28日、2回戦3試合が行われ、第3試合で21世紀枠の松山東(愛媛)が2-3で東海大四(北海道)に逆転で惜敗し、8強進出を逃した。
 松山東は1回、四番米田の2点本塁打で先制。亀岡が制球力と緩急を生かした投球で相手打線を抑えたが、8回に集中打を浴び3点を奪われて逆転を許した。
 松山東は82年ぶりの選抜大会出場で話題を集め、1回戦は二松学舎大付属(東京)を撃破。松山商と統合していた1950年夏に全国制覇して以来となる甲子園での勝利を収めた。今大会では今治西も1回戦で桐蔭(和歌山)に勝利。県勢が2校そろって初戦突破したのは84年ぶりだった。この日も地元松山のほか、全国から駆け付けた大応援団がスタンドからナインを後押しした。