国土交通省は7日、松山自動車道・松山インターチェンジ(IC)―大洲ICの暫定2車線区間の一部に追い越し車線を整備すると発表した。愛媛を含む全国4路線で効果を検証し、暫定2車線区間の渋滞解消や事故防止に生かすという。
 今後、地元自治体などと調整して整備箇所を決めるが、完成時期や事業費などは未定。
 国交省によると、暫定2車線区間は4車線で計画されたが、2車線を供用している。利用交通量が一定以上ある暫定2車線区間を対象に速度分布を調査し、前後の4車線区間に比べ速度が25%以上低下した路線を中心に選定した。