松山自動車道の松山インターチェンジ(IC)以南と国道56号大洲道路の4車線化を求める期成同盟会の設立総会が1日、愛媛県の大洲市役所であった。中南予の首長13人が会員で、会長には発起人の清水裕大洲市長を選任。両道路の暫定2車線区間計約36・2キロの早期4車線化に向け国への要望活動を行うと決めた。
 設立趣意書は、両道路に事故や通行止めが多いとし「高速道路が持つ安全性や定時性、速達性などの機能が十分発揮されていない」と指摘。大規模災害や原発事故時の広域避難ルートにもなると訴えている。