核兵器ない世界実現を 松山で平和訴え行進
平和の大切さをアピールする「しこくピースアクションリレーinえひめ」が24日、愛媛県松山市であり、四国の生活協同組合の組合員ら約200人が市中心部を行進し、核兵器や戦争のない世界の実現を訴えた。
1999年から毎年実施しており、今年は2日に徳島県をスタート。香川、高知両県をリレーしてきた。
市内での出発集会では副実行委員長の倉田均・県生協連副会長が「2015年には安全保障関連法が強行採決された。戦後の日本の平和を続けていかねばならない。最悪の殺人兵器である核兵器を一刻も早くなくそう」とあいさつした。
参加者は3県から引き継いだ「子どもたちに平和な未来を」との横断幕を掲げ、松山城周辺や中心商店街を行進。「憲法9条を守ろう」「東京電力福島第1原発事故を考え、安心・安全な再生可能エネルギーに転換しよう」などと呼び掛けた。