広島と長崎で被爆した愛媛県関係者の冥福を祈る県原爆死没者慰霊祭が6日、松山市立花4丁目の石手川公園の慰霊碑前であり、遺族や被爆者ら約40人が核廃絶を誓った。
 原水爆禁止松山市民会議と中予地区労センターが主催。同会議の中村嘉孝会長が安保法制などに懸念を示し「一人一人が核も戦争もない平和な世界を訴えることが大切だ」とあいさつ。県原爆被害者の会松山支部の松浦秀人支部長は「核兵器のない社会を目指し、生きている限り奮闘したい」と述べ、犠牲者を追悼した。