10日午前8時ごろ、愛媛県松山市堀之内の城山公園東側の園路で、高さ約20メートルの桜の木が倒れ、松山市の30代の女性会社員が運転していた軽乗用車を直撃した。女性にけがはなかった。市によると、根元部分の腐食が原因とみられ、周辺で倒木の危険があると判断した計6本の伐採や枝打ちを行った。
 市などによると、園路は一般車両の通行が可能。右側の道沿いにある直径30~35センチの桜が幅約3メートルの園路をまたいで倒れ、軽乗用車のフロントガラス付近に直撃した。樹齢などは不明。
 園路は一時通行止めとなり、倒木は午前9時45分ごろ、撤去された。市が4月16日から約1週間かけ行った樹木の点検では、問題は発見できなかった。