愛媛県宇和島市津島町近家の日本庭園「南楽園」で梅が三分咲きとなり、赤やピンク、白の愛くるしい花々が春の到来を告げている。
 約5300平方メートルの梅園には、赤色の「寒紅梅」や「鹿児島紅梅」、純白の「月の桂」など約160本が植えられている。園によると、2月中旬に見頃を迎え、今月いっぱい楽しめそう。
 陽気に恵まれた立春の4日は、市内外から訪れた家族連れなどが散策。ふっくらとした花々に顔を近づけたり写真に収めたりして、癒やしのひとときを過ごしていた。
 南楽園は28日まで「梅まつり」を開催。餅まきや梅茶の無料サービス、俳句コンテストなどの催しがある。