過疎高齢化で住民による水路清掃や草刈りなどの活動が難しくなっている棚田集落を支援しようと、愛媛県が2014年度から取り組む「中山間ふるさとサポートマッチング事業」の初の協定調印式が19日、県庁であり、松山市と東温市、伊予市、大洲市、鬼北町の7集落と、サポートする企業・団体の7組が協働活動協定書を交わした。
 事業は、外部の支援を必要とする集落を募集し、企業・団体に協力を要請。企業は「ふるさとサポーター」として、地域の要請に応じて水路清掃や獣害対策、遊休農地活用などを行う。