新春恒例の愛媛県内武道団体による鏡開き式が10日、松山市市坪西町の県武道館で行われ、約1500人が技術上達や競技普及を祈願した。
県スポーツ振興事業団と九つの武道団体が毎年、合同開催している。式では県スポーツ振興事業団の白石省三理事長が「昨年も県武道館で育った愛媛の選手が世界や全国で活躍した。今年は2017年の愛媛国体に向けた仕上げの一年になる。各団体の健闘を祈っている」とあいさつ。県柔道協会の河野賢嗣会長が木づちを振り下ろし、鏡餅を開いた。
続いて弓道や合気道、居合道など11競技の高段者らが競技の歴史や技の解説に合わせて演武を披露。迫力ある技が繰り出されるたびに拍手が送られた。