国土交通省松山河川国道事務所は28日、交通事故が多発する愛媛県松山市内の国道196号の3カ所で、県警と合同で点検を実施し、道路状況を確認した。
 点検箇所は同市南堀端町と本町3丁目、府中にある交差点の周辺で、同事務所管内で死傷事故率が高い場所。幹線道路で多発する死傷事故を減らそうと、2010年から始まった事故ゼロプラン実施箇所に指定されている。
 点検は同事務所職員と警察官ら約10人が実施。事故の傾向や交通状況などを踏まえ、今後の対策や改善点などを話し合った。南堀端町の西堀端交差点では、道路を色分けし、案内標識をカラー化することで、スムーズに通行できるようにする対策などを話し合った。