東京の下町で人気の食品や伝統工芸品を集めた「江戸・浅草まつり」が5日、愛媛県松山市一番町3丁目の松山三越で始まった。11日まで。
 浅草専門店会の主催で4回目。四国初の5店を含む計51店が出店した。
 初日の5日は午前中から買い物客が詰め掛け、開運小づちの小物や江戸切り子などを品定め。卵焼きや牛肉弁当といった食品の並ぶブースには食欲をそそる香りが立ち込め、イートインブースでは有名店のオムライスなどを早速味わう姿がみられた。
 専門店会の沢辺進一郎副会長(62)は「浅草という地域名が付いた物産展は日本でも数少ないのでは。よりすぐりの商品をそろえているので、浅草はいいねと言ってほしい」と話した。