学校法人河原学園(愛媛県松山市)が運営する広域通信制の未来高校と、調理師を養成する河原高等専修学校の合同入学式が15日、松山市道後町2丁目のひめぎんホールであり、新入生が決意を新たにした。
 両校合わせ県内外から15~18歳の438人(転入・編入含む)が入学。式では両校を兼務する大嶋治校長が「自学・自習が基本で強い意志が必要。大きな花を咲かせる努力を」と訓示。詩人の谷川俊太郎さんの作品に触れ、「誰もきみに未来を贈ることはできない。何故(なぜ)ならきみが未来だから」と、主体的な人生の歩みに期待した。
 新入生を代表し、未来高の生徒(15)が「絵に関わる仕事に就くため技術・知識を学び自分を高める」と決意の言葉。高等専修学校の生徒(15)も「学ぶ努力を惜しまず、思いやりと感謝の気持ちを念頭に学校生活を送る」と誓った。