愛媛県は4日、愛媛、広島両県で開催した博覧会「瀬戸内しまのわ2014」が2014年度グッドデザイン賞(日本デザイン振興会主催)の中で地域経済活性化に寄与した活動などに贈られる「地域づくりデザイン賞」を受賞したと発表した。地域住民と来訪者が、各地の魅力を再発見する仕組みをつくり出したとして評価された。
 しまのわは3月下旬から10月下旬の期間中、両県の13市町で約400のイベントを実施した。波及効果で増えた観光客は9月末時点で当初目標の約2倍となる約160万人。
 審査委員は「非常に広いエリアの住民の意識を一つにつなげ、一体的なイベントを実践したことは素晴らしい」とコメントしている。