四国コカ・コーラボトリング(高松市)は9日、自動販売機の売上金の一部を松山市消防団に寄付し、活動に役立ててもらおうと、三番町7丁目の新玉分団消防ポンプ蔵置所に設置した「消防団員応援自販機」を披露した。
 同社は、協力店舗が飲食代割引などで団員を支援する市の「まつやまだん団プロジェクト」に賛同。同蔵置所など市内5カ所に応援自販機を設置した。
 蔵置所で記念式典があり、野志克仁市長や分団員ら約30人が参加。同社愛媛支店の長谷部好昭支店長は「応援自販機を通じ消防団を広く市民に知ってもらい、団員の活動支援にもつながれば」と話した。活動を支援するため、2リットル入りの飲料水720本も寄贈した。
 井戸善昭消防団長は「活動に責任を持ち、消防団を発展させていきたい」と気を引き締めていた。