愛媛県内の消防職員が日常業務で感じた課題について提言する意見発表会が18日、八幡浜市江戸岡1丁目のJA西宇和であった。県内14消防本部を代表して6人が登壇し、松山市消防局の藤本政孝消防副士長(29)が最優秀賞に選ばれた。
職員の意識高揚を目的に県消防長会が毎年開催。
藤本消防副士長は、地域で信頼が高い民生委員や高齢者見守り員の協力で、高齢者に防火・防災指導を行う「シルバー防災支援隊」の創設を提言。高齢化社会の進展に伴い火災で犠牲になる高齢者の割合も高い現状を踏まえ「日ごろから顔が見えるコミュニティーで見守るという意識が最も大切だ」とした。