夏空泳ぐ氷の金魚―。高気圧に覆われて愛媛県内各地で30度を超える真夏日となった20日、第31回氷彫刻夏季展四国大会が松山市湊町5丁目のいよてつ高島屋であり、日差しが照りつけた屋上で、参加者が勢いよく氷柱を削った。
 NPO法人日本氷彫刻会四国地方本部主催。四国4県の調理師ら25人が制限時間50分で高さ約1メートル、幅約50センチ、奥行き約27センチの氷柱を加工。のみとのこぎりを使い、氷のかけらを飛ばしながら手際よくツルや白鳥などを仕上げていた。