去年の12月21日で昭和南海地震から70年を迎えた。南海地震はおおむね100年~150年の周期で繰り返されている。国は30年以内に南海トラフ沿いでマグニチュード8~9クラスの地震が発生する確率を70%程度とする長期評価を公表している。昭和の地震は歴史的には規模が小さいとされ、次はより大きな地震が起きる可能性も指摘されている。当時の被害や、次の南海地震への備えについて解説する。