熊本、大分両県で続く地震で家屋の損壊が相次ぐ中、愛媛県や市町の職員でつくる「被災建築物応急危険度判定士」チームの第2陣6人が22日、熊本県に向け出発する。
 派遣されるのは県と松前、八幡浜、西予、宇和島の4市町の職員。23~25日に被災地の建物を巡回して倒壊の危険度などを判定、状態に応じて赤(危険)、黄(要注意)、緑(調査済み)のシールを貼って回る。
 宇和島市役所で21日あった出発式で、市建築住宅課の島田重徳課長補佐(47)は「二次災害を防ぐため、できる限り多くの建物を判定したい」と気を引き締めた。