特殊詐欺防止へ協力を、「リーダー」3人任命 宇和島署
特殊詐欺などによる高齢者の被害を減らそうと、宇和島署は26日、管内の民生児童委員協議会長3人を「特殊詐欺等防止推進リーダー」に任命した。3人は今後、同署からの情報を各地区の委員や高齢者に提供する。
任命されたのは、宇和島地区の伊勢田幸雄さん(72)、鬼北地区の高瀬嘉久さん(67)、松野地区の曽根藤光さん(67)。宇和島283人、鬼北49人、松野20人の各民生児童委員に、犯罪手口や対策などの情報を提供するほか、チラシ配布の手配など意識啓発に取り組む。
同署であった委嘱式で丸本英二署長は「高齢者への指導に力を入れ、被害減少へ協力してほしい」とあいさつ。本年度旗揚げした同署員らでつくる劇団の寸劇も披露され、3人はおれおれ詐欺の手口や対策を学んだ。