ハチやヘビなど、毒を持ちながら身近な場所に生息する生き物を解説する展示「危険生物~悪者たちの真実~」が、愛媛県久万高原町若山の面河山岳博物館で開かれている。9月4日まで。
 同館の夏の企画展で、町や愛媛新聞社などが主催。人間の生活とも関わりのある危険な生き物について学び、適切な接し方を考えてもらおうと、約1000点の標本や30枚以上の解説パネルを使い、生態やかまれたり刺されたりしたときの対処法などを詳しく説明している。
 ハチについて解説するコーナーでは、町内で刺されて救急搬送された事例などを紹介。ハチが人を刺す理由や方法についても説明している。ほかにも蚊やマダニが媒介する感染症や、ヘビ、ムカデの特徴などを知ることができる。