県農業再生協議会(会長・梶谷昭伸県農協中央会長)は18日、愛媛県松山市南堀端町のJA愛媛で臨時総会を開き、2015年産米の県内市町別生産数量目標と作付面積配分を決めた。水田がない伊方町を除く19市町のうち、作付面積が少ない八幡浜市、上島町、砥部町が前年と同じで、残りの16市町で前年目標より0.2~7.6%減少した。
 数量目標は農林水産省が11月に決定。全国が751万トン(前年比14万トン減)で、愛媛には7万3920トン(570トン減)が割り振られた。作付面積に換算すると1万4840ヘクタール(120ヘクタール減)。協議会は15年産の市町別目標面積を、14年産米の作付実績や目標面積に応じて配分した。