愛媛県大洲市は28日、市内生産者と飲食店が交流する「おおず農産物お見合い事業」を同市東大洲の市総合福祉センターで開いた。生産者10人、飲食店関係者8人が出席し、地産地消の促進へ双方の思いを語り合った。
 商談や取引の契機にしようと市が2015年11月に始め今回で2回目。生産者は栽培する農産物をPRし、飲食店は求める食材や需要量を示す流れで、前回は4件の取引が実現した。
 まず各飲食店が自己紹介し、洋食店「ビストロサンマルシェ」(東大洲)の奥田広司さん(54)は「店としても地産地消を進めたいので、ぜひいいものを作ってください」とあいさつ。店の料理を生産者に試食してもらっていた。