愛媛県が昨年12月、産業廃棄物処分業の許可を出した西予市の産業廃棄物焼却施設で8日、本格稼働が始まった。
 8日は県の担当者4人が立ち会う中、午前10時半ごろからプラスチックや木、紙など計約12トンの焼却を開始。担当者は焼却物の内容や、燃焼室の温度が適正に保たれているかなどを確認した。
 廃棄物処理業者・南予エコ(高田博文社長)が運営する施設をめぐっては試験運転中だった昨年6月、基準を超えるダイオキシン類の検出が判明。その後の再測定で基準を下回り、県が12月25日、5年間の産廃処分業の許可を出していた。