「めぐりあいて…」と上の句が読まれた瞬間、バシンと札を取り合う百人一首の競技かるたに親しむ「新春かるた教室」が5日、愛媛県大洲市北只の国立大洲青少年交流の家であった。
 交流の家主催で、幼児から80代までの約60人が腕前ごとにグループに分かれ参加。一対一で試合を行った。
 上級者の部屋では、全日本かるた協会名誉専任読手の和気寛治さん(77)=西予市=が朗々と読み上げ。参加者は上の句の語が出た瞬間、払い手や突き手を繰り出し一瞬の勝負を続けた。